2005年02月28日

狂犬病予防接種について

 狂犬病は病気に冒された犬がヒトや動物に噛みついて感染し、発症すると必ず死亡する危険なウイルス病です。現在、日本では本病はみられませんが、アジアをはじめ世界各国で毎年多数の犬やヒトが死亡しています。
 日本に本病が侵入した際の被害の拡大を防止するために、年に一度、特別な犬を除いた全ての犬にワクチンを接種することが法律で義務づけられています (特別な犬とは、動物病院で予防接種が不可能と診断された犬です)。
 川越市主催の集団予防接種は4月に (日程は広報に掲載されます)、当院ではいつでも注射が可能です。なお、予防接種の際の体調により、稀に副作用が現れることがありますので、現在治療中の犬やご心配の方はあらかじめご相談ください。

たばた動物病院・埼玉県川越市
posted by Tabata at 00:00| 獣医師ノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする